デコレーションした鍵におこったトラブル

大学に通うと、実に色々な人と知り合う機会に恵まれるものです。僕はまだ大学に入って半年足らずですが、それでも高校時代にはなかなか想像出来なかったようなタイプの人たちと出会うことになりました。
ちなみに、僕が通っている大学は関東地方の某中核地方都市にありますが、首都である東京ではありません。表現的に少し微妙なのですが、「いい感じに都会であり、田舎でもある」とでも言えばいいのでしょうか。大学の最寄り駅前はそこそこ開けているのですが、あるのは大きな商店街ですし、そこから学校までの道なりには所々に「田んぼ」があって、お野菜が植えられているのを目にすることができるような地域性です。

こんな風に、どこか先進的なのに反面のどかという変わったエリアにある大学だからでしょうか?そこに通う学生も、ちょっと変わった人が多い気が僕はしています。
例えば、「自室アパートのカギにデコレーションをして、結果鍵穴に入らなくしてしまった女の先輩」とか、「大学にキャンプ用品を自腹で持ち込んで、自宅に帰らずにそこで暮らしている同級生」など、本当に高校生のころには思いもしなかったような知人・友人と知り合いになったのです。

特に、カギをデコレーションしてしまった女の先輩については、僕も入学早々にこれのトラブル解決に付き合わされたこともあり、とても印象深いものがあります。しかもその後、その先輩にことあるごとに相談事を持ち込まれるようになり、どうしたものかと内心では思っているのです。